カメラレンズ
選定時のポイント

 

レンズ交換可能なタイプのカメラですとレンズの選択により幅広く監視が出来ます。離れた場所の被写体をピンポンとでとらえたり、逆に目の前を幅広くみたりと同じカメラでも映しだす映像は様々です。
このページでは監視カメラ設置の重要な部分を占めるレンズをご用意しております。また、レンズの選び方もご説明いたします。

レンズの選び方は?
まず初めにお客様はどのカメラをご使用になりますか?カメラにはイメージセンサーというものがあり、そのイメージセンサーのサイズというものがあります。当ホームページではカメラスペックの中に下記のように示してあると思います。また、イメージセンサーのサイズによって撮像範囲が多少変わります。イメージセンサーのサイズを下に表記します。
イメージセンサー 1/3インチCCD


イメージセンサーサイズ 幅・W(mm) 高・H(mm)
2/3インチ 8.8 6.6
1/2インチ 6.4 4.8
1/3インチ 4.8 3.6
1/4インチ 3.6 2.7

カメラからどれくらい離れた場所を映しますか?
この話をする前にレンズには焦点距離というものがあります。レンズを選ぶうえで焦点距離は大事な部分になります。焦点距離の難しいご説明は抜きにして、非常に簡単に言えば焦点距離の数値(よくf=○○mmだとか記載してある)が大きければレンズは望遠になり画角が狭くなります。逆に焦点距離の数値が小さければレンズが広角になりより広く映し出すことが出来ます。


焦点距離について簡単にご理解して頂いたと思います。つづいてはこの焦点距離の求め方をご説明いたします。
例としてある場所でカメラを設置するとします。
カメラ(レンズ前面)より10m離れた場所にある高さ4mの被写体を、1/2インチCCDカメラにて撮像する場合、そのレンズの焦点距離(f)はいくらになるでしょうか?
実は簡単に焦点距離を求める方法があります。ちょっとした計算になりますが・・・下にその計算式を記載します。

数式で表すと右のようになります f= (レンズより被写体までの距離)×(イメージサイズの縦{又は横})
被写体の高さ(又は横)
上の式を元に計算したらどうなるでしょうか?レンズより被写体までの距離は10mです。イメージサイズは縦で4.8mmですね。被写体の高さは4mです。これらの数値を式に当てはめてみると・・・(その前に10m・4mはmm単位にしています。)

f=

10,000×4.8

=12・・・これにより焦点距離は12mmになります。

4,000
例では焦点距離12mm/f=12mmのレンズを選べばちょうど被写体を映し出せる事になります。
この例を元にお客様が映したい場所がカメラからどれくらい離れていて映したい場所の範囲(被写体の高さや横幅)を上記の式に当てはめて計算してみるとだいたいの焦点距離が求められます。
逆にレンズの焦点距離・イメージサイズから映し出せる被写体の幅・高さを求められる計算式も下に記載します。ご参考にどうぞ。
被写体の幅(m)= イメージサイズ幅(W) ×被写体までの距離 (焦点距離計算の際はイメージサイズ幅で計算してください。)

焦点距離(f)


被写体の高さ(m)= イメージサイズ高(H) ×被写体までの距離 (焦点距離計算の際はイメージサイズ高で計算してください。)
焦点距離(f)

使う場所の明るさはどうでしょうか?
カメラには被写体最低照度というのがあります。これはLuxとうい単位で表します。この数値が低ければ低いほどカメラは暗さに強くなりますが、レンズとの関係もあります。レンズの絞り範囲(F)の数値が大きけれ明かりを取り込める範囲が狭くなり、数値が小さければ明かりをたくさん取り込めます。例えば当社取り扱いのWAT−902H(白黒カメラ)の場合最低照度は0.003Luxと極めて高感度なカメラですが、F値(絞り)の大きいカメラを使用したときとF値(絞り)の小さいカメラを使用したときではF値の小さいカメラを使用したほうがよりカメラ本来の性能を引き出せる事になります。